ハイスペックゲーマーの間では、GTX1080Tiがあーだとか、1070がどうだとか最先端のグラフィックカードの話題に花が咲く中、私のパソコンライフは低スペックグラボの交換作業でてんやわんやです。
これまでの経緯
GT610を使っていましたがフルハイビジョン動画の再生がもたついていたので、Ubuntuを16.04から18.04にアップグレードした段階でグラボを抜いてオンボード(Radeon HD 7480D)のものに切り替えました。
すると、フルハイビジョン動画もスムーズに再生することができるようになりました。
しかし、4K動画にはまったく歯が立たなかったので、Radeon HD 7480Dより高性能なグラボをヤフオクで探したところ、GeForce GT740というのが見つかりました。
ところが・・・
標準ドライバではオンボードより遅い
GeForce GT740を挿し込み4K動画を再生してみましたが、音声が聞こえるのみで映像が十数秒おきにしか変化しません。
それどころか、フルハイビジョン動画の再生もカクカクして遅くなってます。
NVIDIAのグラフィックドライバをインストール
最後の手段として、NVIDIAのドライバをインストールしてみました。
[参考記事]
Ubuntu Linux 18.04にGPUドライバをインストールする
しかし、Ubuntu 16.04 + GT610でNVIDIAドライバをインストールしたときは、動画再生速度がまったくと言っていいほど改善されなかったので、今回もあまり期待はしませんでした。
[作業手順]
$ sudo add-apt-repository ppa:graphics-drivers/ppa $ sudo apt update $ ubuntu-drivers devices 〜 nvidia-driver-440が推奨と表示される 〜 $ sudo apt -y install nvidia-driver-440
ドライバインストール後、パソコンを再起動し4K動画を再生してみると・・
25フレーム/秒の4K動画はスムーズに再生することができました。
あの煩わしいカクカクはまったくありません。
※やっぱりダメでした。スムーズ再生出来ていると思ったのは、実はフルハイビジョン動画でした。無念・・
しかし、30フレーム/秒の4K動画はまったくダメですね。
再生速度を落としても、画面が崩れてしまっています。
もはや、これ以上の改善策はCPU交換しかありません。
私のパソコン(HP p6-2310jp)はAMDのA4-5300を搭載していますが、これをA10-5800Kに換装すれば綺麗に再生出来るようになるかもしれません。
ネットで調べた所、ドスパラでA10-5800Kの中古品が5千円強で売ってました。
CPUグリスも必要なので、合わせて7千円ぐらいでパワーアップできます。
しかし、これだけちょこちょこアップグレードしていると、最初から新品のパソコンを買ったほうが安上がりなんではないかという気がしないでもありません。
追記1
パソコンのファンの音がオンボードグラフィックの時より、明らかに大きくなっています。
追記2
2コアを4コアにしたぐらいでは、4K動画は再生できないみたいです。
まあ、私のディスプレイ自体が4Kどころか2Kにも達していないし(1K?)、フルハイビジョン動画が再生できたので、これでよしとしておきます。