現在使用しているナナオのディスプレイの写りが少々悪くなってきました。
画面の右下の輝度がその他の部分に比べて暗いのです。
また、文字を表示したときのフォーカスもやや甘いような気がします。
ブラウザでサイトを閲覧したりYouTube動画の再生、ブログ記事の執筆ぐらいなら問題はありませんが、長時間のプログラミング作業には目がショボショボしてかなり辛い。(=_=)
液晶ディスプレイの寿命は約3万時間ぐらいだそうですが(参考記事)、私がメインで使っているナナオのFlexScan M190は、使用時間がなんと6万2千時間。
逆に、よくもまあ、ここまで壊れずにいるなあと感心してしまいます。
サブで使っているFlexScan L767も3万7千時間を超えています。
サブディスプレイとメインディスプレイを入れ替えて延命を図ることも考えましたが、諸事情により新なディスプレイを購入することにしました。
プログラミングにはIPS
実家のパソコンにAcerの27インチディスプレイが繋がっているので、実物を見に行きました。
IPSディスプレイということもあり、画像は鮮明で文字もクッキリしています。
一応、TNディスプレイとの違いも確認したかったので、近所のパソコンショップで実物を見てきました。
TN液晶だけを見れば、それで十分満足できますが、IPS液晶と見比べるとやはり見劣りしてしまいますね。
プログラムのソースコードは、白地の端末画面に黒い文字で表示するのが一般的ですが、TN液晶だと半透明のセロハンを通して見ているような感じがするんです。
やはり、白と黒のコントラストがハッキリしていた方が、長時間のプログラミングは楽です。
まあ、お店に置いてあったのがG社のTN液晶ディスプレイだけだったので、メーカーによって画質は異なるのかもしれませんが。
調べたところによれば、TN液晶のほうが応答速度が速いのでゲーム用ディスプレイとしては優れているようですが、私の使用はプログラミングが主体なので応答速度が数十msec変わったところで、ほとんど意味がありません。
そんなわけで、値段は高くなりますがIPS液晶にすることにしました。
27インチはデカい
再び実家のパソコンの前にいます。
メモ帳を何枚か開いてコードを書き始めました。
しかし、27インチだとメモ帳のウィンドウを探すときに、頭を動かさなければなりません。
概算ですが、ワイドディスプレイ(縦横比16:9)では、1インチ大きくなると横幅は2.2センチ、タテは1.2センチ長くなります。
つまり、24インチディスプレイなら横が6.6センチ短くなるわけです。
プログラミング作業での6.6センチはかなり大きいです。
それで、再びパソコンショップに行って23.8インチディスプレイ(24インチの製品はなかった)の一覧性を確認しに行きました(最初行ったときにやっておけば良かった)。
23.8インチなら、頭を動かさなくても画面全体を把握できます。
よし、こいつ(A社製品)を買おう!
と思ったんですが、なんとそのディスプレイは高さ調節ができないのです。
これじゃあ、ダメです。
今使っているナナオのディスプレイは、かなり低い位置まで画面を下ろせるので、上はともかく下に下げられないのは困る。
というわけで、このお店では買わず、ネットで探すことにしました。
それにしても、今時パソコンのディスプレイで高さ調節が出来ないのって致命的じゃないのかな。
と思ったら、安い製品の中には高さ調節が出来ないのがけっこうありました。
解像度はFHD(フルハイビジョン)
ディスプレイサイズが24インチ前後で、かつ現在のディスプレイの文字とできるだけ同じ大きさということになると、解像度はFHD(1920×1080ドット)かWUXGA(1920×1200ドット)ということになりました。
ところが、WUXGAはタテがたったの120ドット増えただけなのに、価格がグーンと上がります。
この増えたドット数分の画面の広さは、640×360ドットに過ぎず、VGAディスプレイより狭いというのに、FHDのTN液晶ディスプレイがもう一台買えてしまうだけの価格が増えるんです。
こんな領域にお金を掛けていられないので、コストパフォーマンスのことを考え、FHD(フルハイビジョンディスプレイ)に決めました。
結局、ナナオ(EIZO)に落ち着く
最後はメーカー&製品ですが、アマゾンや楽天市場を物色した結果、EIZO(旧ナナオ)のEV2451-RBKにしました。
レビューを読んだだけでは画質の違いとかは分かりませんが、DELLのディスプレイはかなり画質がいいらしく、それに価格も安い。
ただ、EIZOのEV2451は、画面の高さをかなり低い位置まで下げられるので、これが決め手になりました。
プログラマーにとっては、画面下端とキーボードとの距離が短ければ短いほど嬉しいのです。
ディスプレイを低い位置に見据えてキーボードを叩く。
このスタイルこそが、一流プログラマーへの登竜門。
布袋寅泰さんだって、低い位置でギターを構えているじゃないですか。
注文手続きを済ませたので、あとはディスプレイが届くのを待つだけです。
追記
注文手続き完了後、なぜかメインディスプレイの映りが良くなった。
■2019/11/07
ディスプレイが届きました。
古いディスプレイだけを見ていた時には気付きませんでしたが、白色の白さが全然違います。
古いやつは、青色ダイオードが劣化しているのか全体的にうっすらとセピア調になっています。
画像や動画を見ている分にはあまり気になりませんが、端末ソフトの白地に黒い文字を表示されると、その差は歴然。
本当の白ってのは、これだったのかとかなり感動。
しかし、古いディスプレイもまだま映るし処分するのに忍びないので、これからは『ナナオ三兄弟』として頑張ってもらおうと思います。
役割分担は、以下のように決めました。
三男EV2451-RBK プログラミング用
次男FlexScan M190 ウェブサイト表示エリア
長男FlexScan L767 Pingモニター
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