VSCode(Visual Studio Code)という、たいそう便利なエディタがあります。
GUI系エディタは、クラス定義を行っているコードに一瞬でアクセスできたり、オブジェクトのプロパティがプルダウン表示され、そこから選択できたりと、プログラミングに便利ないろいろな機能が実装されています。
しかしながら、Linuxがメジャーになる前からvim(および、オリジナルのvi)を使ってきた私にとって、キーボードとマウスを頻繁に持ち替えなければならないエディタは、他の機能がいくら良くてもそれがアピールポイントにならないのです。
ましてや、カーソルの移動に矢印キーを使わなければならないなど言語道断。
それから、これは私の宗教上の理由ですが(どこの教団だ?)、vimやEmacsといったCUIのエディタでゴリゴリコードを書き、各種Linuxコマンドを駆使してグラフィカルなアプリケーションを生み出すことこそが至高の喜び。
開発環境もGUI、作成するアプリもGUIというのは、何かとてつもなく不道徳なことをしているのではないかという不安に苛まれるのです(おいおい・・)。
そんなわけで、Visual Studio Codeの利便性は認めつつも、自分で使ってみようという気持ちにはなれませんでした。
しかし、VSCodeのキーバインドをvim風に設定できる機能拡張があるという噂を聞きつけ、もしかしたら『VSCode嫌悪症候群』から脱却できるかもしれないと思い、設定してみることにしました。
VSCodeをvim化してみると、完全マウス不使用とはいかないまでも、VSCodeでのコーディングがかなり楽になりました。
キーのカスタマイズもCUIモードでのvimとほぼ同じものが使えますし。
ただ、いくつかのキーバインドはVSCodeのメニューのものとバッティングしているので、それをどうするかが今後の課題です。
あと、~/.vimrcを読み込ませたりとかもやりたいです(できないのかな)。
それでは、VSCodeの修得がてら、機械学習のプログラムでも書いてみます。
追記
vim化に夢中になっていたため、作業手順をメモるのを忘れてしまいました。
『あした』のためにも手順書を作成すべきですが、VSCodeを初期状態に戻して一からやり直す気力がありません。
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