Ubuntu 18.04 & 20.04 & VirtualBoxの共有フォルダー設定

先日、Ubuntu 20.04がリリースされました。

遅ればせながら、私もインストールしてみたいと思います。

ただし、メインで使っているパソコン(Ubuntu 18.04)にインストールするのは設定の引き継ぎやなんやらで大変なので、VirtualBox上にインストールしようと思います。

つまり、

ホストOS Ubuntu 18.04
ゲストOS Ubuntu 20.04

というわけです。

共用フォルダの設定

VirtualBoxがバージョンアップしたからなのか、共用フォルダーの設定が今までのやり方では、パーミッション関連の問題で上手くできませんでした。

今後のために、メモしておきます。

1.[デバイス]→[Guest Additions CD イメージの挿入]
プログラムを実行するか聞かれるので実行する。

2.共用フォルダーにするフォルダーを選ぶ
[デバイス]→[共用フォルダー]→[共用フォルダー設定]

フォルダーのパス:ホストOS上の適当な場所を指定する
フォルダー名:VirtualBoxCommon (わかりやすい名前を付ける)
マウントポイント:/home/ux68k/vbcommon (ux68kはユーザーアカウント)
□読み込み専用
□自動マウント
☑永続化する

3. rc.localにマウントするためのコマンドを書く
ユーザーアカウントのidとgidを調べる

$ id ux68k
uid=1000(ux68k) gid=1000(ux68k) groups=1000(ux68k),4(adm),24(cdrom),27(sudo),30(dip),46(plugdev),120(lpadmin),131(lxd),132(sambashare)

/etc/rc.localに以下の内容を記述する。
uid,gid,ユーザーアカウント名は適宜変更する。

#!/bin/bash

mount -t vboxsf -o uid=1000,gid=1000,dmode=0755,fmode=0644 VirtualBoxCommon /home/ux68k/vbcommon

rc.localの実行ビットを立てる。

$ sudo chmod u+x /etc/rc.local

ゲストOSを再起動して共用フォルダーがマウントされることを確認する。