Javaプログラミング環境の構築

オブジェクト指向プログラミングの勉強に備え、Javaプログラミングの開発環境を構築したいと思います。

手順 -失敗編-

Java SE Downloadsより、Debianパッケージ用のJDKをダウンロードします。

ダウンロードした.debファイルを右クリックし、ソフトウエアのインストールで開くを実行します。

インストールボタンを押してインストールします。

端末にて、javacコマンドが使えるか確認。

$ javac
コマンド 'javac' が見つかりません。次の方法でインストールできます:[
sudo apt install default-jdk              # version 2:1.11-72, or
sudo apt install openjdk-11-jdk-headless  # version 11.0.7+10-3ubuntu1
〜省略〜

あらら?使えません。

DebianパッケージはUbuntuで使えるものだと思っていましたが、ダメなんでしょうか。

困りましたな。

aptコマンドでインストールする

「jdk ubuntu インストール」でググってみたところ、こちらのサイトがヒットしました。

ここはひとつ、説明されている手順通りにやることにします。

まず、インストール可能なJDKを調べます。

$ sudo apt search openjdk-\(\.\)\+-jdk$
ソート中... 完了
全文検索... 完了  
openjdk-11-jdk/focal 11.0.7+10-3ubuntu1 amd64
  OpenJDK Development Kit (JDK)

openjdk-13-jdk/focal-updates 13.0.3+3-1ubuntu2 amd64
  OpenJDK Development Kit (JDK)

openjdk-14-jdk/focal-updates 14.0.1+7-1ubuntu1 amd64
  OpenJDK Development Kit (JDK)

openjdk-8-jdk/focal 8u252-b09-1ubuntu1 amd64
  OpenJDK Development Kit (JDK)

どうやら、openjdk-14-jdkが最新バージョンのようです。
こいつをインストールすることにします。

$ sudo apt install -y openjdk-14-jdk
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています                
状態情報を読み取っています... 完了
以下の追加パッケージがインストールされます:
〜省略〜

インストールが終わりました。

サンプルプログラムを書いてみます。

◇Hello.java

public class Hello {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("こんにちは、Javaプログラミング。");
    }
}

コンパイルします。

$ javac Hello.java

プログラムを動かします。

$ java Hello
こんにちは、Javaプログラミング。

よし、成功。

.tar.gzファイルをインストール

JDKダウンロードページを見ると、『Linux Compressed Archive』という項目がありました。
これは、拡張子が.tar.gzで、ダウンロードして解答すれば、そのまま使えるみたいです。
というわけで、やってみます。

まず、jdk-14.0.1_linux-x64_bin.tar.gzを適当なディレクトリにダウンロードします。
次に、このファイルを解凍します。

$ tar xvzf jdk-14.0.1_linux-x64_bin.tar.gz

javacコマンドを実行してみます。

$ jdk-14.0.1/bin/javac --version
javac 14.0.1

どうやら、ちゃんと実行できるみたいです。

ユーザーディレクトリに置いてあるのは気持ち悪いので、/usr/localの下にでも移動しておきます。

$ sudo mv jdk-14.0.1 /usr/local/

.bashrcにコマンド検索パスを通しておきます。

export PATH=/usr/local/jdk-14.0.1/bin:$PATH